新卒で就職した会社は、自分が本当にやりたい仕事ではなく、自分に嘘をついて就職しました。親の期待に応えたく、やりたいこともあったのに勇気がなくてできなかった。その結果うつ病とパニック障害を発症しました。パニックは今も付き合い続けていますし、ふとした瞬間にうつも戻ります。
4度の転職を経て、元同期がアフリカから持ち帰ったバオバブオイルと出会いました。その効果に純粋に感動して、「これを届けたい」と思った。それがADANSONの始まりです。
転職を繰り返した経歴では、もう雇ってもらえる場所もほとんどありませんでした。なら、右も左もわからないけど、会社作ってみよ。失敗しても、死ぬわけじゃない。そう思って会社をつくりました。
まだ日本では注目されていなかったバオバブを、自分が本当に良い形として世の中に生み出す。そこから少しだけ前向きになりました。
成功しているとは、まだ言えません。でも待っていても何も変わりません。自分で動かないと。同じように、うつやパニック障害と戦いながら、それでも何かを変えようとしている人に届いてほしい。自分の活動が、誰かにとっての小さな勇気になれたら、それだけで、この会社をつくった意味があると思っています。